「お父さん、いつまでも健康で元気でいてください。」
という気持ちを込めて、
父の日のプレゼントを贈る人、いますよね?
コレ、息子さんや娘さんの気持ちとして何にも違和感がありません。
毒親でもない限り、父親に対して抱くいたって普通の感情だと思います。
ところが、
大好きなお父さんにもかかわらず、
そういった気持ちにならず、
当然そういったプレゼントにもしないという方が少なくありません。
決して不穏な関係ではありません。
ふつうの良好な親子関係でもありえるのです、そんな実態を知りたくないですか?
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父の日に健康グッズをプレゼントしない理由
この場合は、端的に言って親父さんにかなわないからです。
そんなお父さんは、
健康オタクとは言いませんが
子供に心配されるずっと前からご自身の健康に気を遣われています。
特に凝り性や飽きっぽいお父さんは、
自宅にあふれるほどの健康グッズを持っているわけです。
「○○に効果がある」と聞けば、
躊躇なく手に入れてきたんですね、今まで。
もちろん、健康グッズの知識、情報も豊富です。
場合によっては、嗜好性によって商品を選ぶこともあります。
子供(といっても立派な成人ですが)の思い付きでは、
そんなベテラン父ちゃんに太刀打ちできないのですよ。
だからその方向で考えるのではなく、
好きな食べ物を贈った方がかえって喜んでもらえる、
ということになるわけです。
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父の日に健康食品をプレゼントしない理由
健康食品をプレゼントする場合、
父親にも子供にも何となく気恥ずかしい気持ちがあるようです。
息子:「オヤジ、いつまでも長生きしてくれよ」
娘:「パパ、いつまでも元気でいてね。」
という空気感が照れくさいのです。
そういった気持があることは間違いないのですが、
それをド・ストレートに伝えるのが何となく・・・、という感じです。
それと今の60代、70代の男性は、
『健康食品』という言葉にうさん臭さを感じている方がいます。
テレビショッピングやラジオショッピングで、
さんざん見たり聞いたりしていますが、
「そんなんで俺の膝の痛みが取れるのか!」、
「1か月くらいでホントに腹の肉が取れるのか!」という見方が拭えません。
そういったお父上は、
自分の子供が、その手の商品を持ってきたら
「息子(娘)がコマーシャルに洗脳されている」なんて、
面倒なことになりかねません。
それに、とかく息子や娘は
自分の考えや行動を父親に否定されるとムキになって反論しちゃうでしょ?
せっかく父の日として、
感謝の気持ちを示そうと思ってる矢先、
当の父親がこじらせてお互い嫌な気分になってしまうのは
避けたいですものね。
父の日のプレゼントは残るものにしない
健康グッズや健康食品を選ばない前提は、
「父の日のプレゼントは残る物にしない」
という価値観です。
健康食品は
食せば残るものではありませんが、
父親に「使わなくちゃいけない」と思わせたくないというのが、
大きな理由ですね。
ですからプレゼントとして
微塵も考えもしなかったと言われるほどです。
まとめ
どうやら親子の数だけプレゼントのパターンがあるようです。
そりゃ誰だってプレゼントを心から喜びたい、
心から喜んでほしいという気持ちがあると思います。
つまるところ、ざっくばらんに何が欲しい?
と聞いてしまえばミスマッチはなくなりますね。
おやおや
「買い物代行みたいなのは嫌なので、もっとサプライズ感が欲しい」
なんて言わないでくださいよ。