息子、玄関の鍵を失くす!
自宅の玄関の鍵をなくしたとき、どうしたら良いか?実は、合鍵を作り直せばOKというわけではありません。息子は、自宅住所が書いてある学生証と一緒に失くしてしまったのです。
事の顛末が、皆様の参考になりますことを願ってやみません。<(_ _)>
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玄関の鍵を紛失!?
高校生の息子がショッピングモールへ遊びに行った時、自宅玄関の鍵と自宅住所が書いてある学生証入りの財布を落としてしまいました。
鍵だけなら合鍵を作り直すだけでよかったのですが、住所と鍵を一緒に落としたため防犯方法を調べて検討しました。ネットはもちろんのこと、近所の○○ロックセンターというお店にも出向いていろいろ聞きだしました。
防犯対策が終わるまでは、夜中は玄関等をつけっぱなしにして、昼間は内側のサムターン摘みを中途半端な位置にして鍵を挿しても回らないようにし、勝手口から出入りしていました。怖いし面倒だし、1日でも早く何とかしたいと考えていたのです。
まあ、空き巣に入られても金目のものはないし、通帳は置いてあるけどまともな預金はなくて印鑑は持ち歩いているし、正直なところ実害は大きくないと思っています。空き巣の心配というよりは、家族がいる時に侵入されて強盗に変わることが心配でした。
そこで、鍵交換や自宅玄関の構造に合うような防犯対策について調べたのです。
対策方法の採用は単独でも組み合わせでもいいのですが、鍵をなくす前の防犯レベルに戻すことが大前提で、総費用1万円以内で抑えられるようにしたいと思いました。
イメージしやすいように玄関の写真を貼っておきます。(内側)
自宅の玄関は、左側に片開きドア(シングルドア)があって右側にドアの半分の幅でアルミフレーム&すりガラスがはめ込まれているタイプです。
玄関の防犯あれこれ
片開きドア(シングルドア)の玄関の防犯対策をいろいろ調べたところ、幾つかの方法がありました。
玄関防犯対策には、玄関ドアガラス強化やU字ロック、防犯カメラ、防犯アラーム、チェーンなどがありそれぞれコストや特徴に違いがあります。
ここでは、それぞれのメリットやデメリットを比較しながら紹介したいと思います。
玄関ドアガラスの防犯
我が家の玄関のようにガラスがはめてあるタイプは、割って鍵を開け侵入される可能性があります。
その為、強化ガラスにするか強化フィルムを貼るかの対策が理想的だと思いました。
強化ガラスにする場合、透明ガラスとすりガラスの2タイプあって、それぞれ価格が少し違うようです。
透明強化ガラス900mm×800mmで2万円から3万円が相場で、すりガラス600mm×600mmだと1万円から2万円が相場となっています。
両方1番安い厚さ5mmのガラスですが、工事費用がプラス1万円位必要になるので、どちらのガラスにしても3万円以上はかかる計算です。
メリットとして、ガラスを割って鍵を開けられるというリスクは下がる点ですが、コストほどの防犯効果があるか微妙という点がデメリットでしょうか。
強化フィルムならディスカウントストアなどで、2,000円台から販売されていますが、強度はそれ程高くなく防犯効果は低くめです。
いずれにしても鍵と悪意を持っている輩を想定すれば、ガラスを強化しても普通にドアを開けられては意味がないので、これらを単独で採用する案は却下です。
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玄関のU字ロック防犯
U字ロックは、通販サイトを利用すると2,000円未満で購入でき、設置スペースが狭くても設置できるというメリットがあります。
ただ、ネット上でも公開されていますが、簡単な方法で外から開けられるため、防犯効果は低めだと思います。
玄関に防犯カメラを設置
最近は色々な防犯カメラがあって、格安な価格で購入できるようになっています。
暗視機能や録画システムなどの内容によってコストは変わりますが、安いカメラでも3万円台のためそこそこコストはかかります。
また、以前流行ったダミーカメラを使用する方法もありますが、近頃本物とコストに差がないので設置するなら本物が良いと思います。
防犯カメラを設置するメリットは、抑止力という部分になるので、空き巣や強盗が来た場合の防犯にはならないという点があります。
ただ、防犯カメラがあることを昼でも夜でも誰でも気が付くように見せておけば、防止力もあるかもしれませんが、カメラ位置がわかるということは避けることもできてしまいます。
顔を隠して鍵を使われることは容易に想像できますので、これも却下です。
玄関用の防犯アラームを設置
アラームは、100円ショップでも販売されているので、低コストの防犯対策にはなると思います。
しかし、侵入者が防犯アラームの設置に気づき解除して侵入されるリスクや、就寝中鳴って気がつく前に消されるなど防犯効果は低くですかね。
他の対策にプラスアルファーとして設置するのであれば、コストパフォーマンスは高いでしょうね。
玄関防犯にチェーンを設置
チェーンもU字ロック同様、2,000円以内で通販から購入できます。
ただ、チェーンも外から開けられる方法があるため、鍵がしっかりしている前提で設置するアイテムです。
玄関の防犯対策は色々ありますが、鍵の防犯性を高くしてプラスアルファーに設置するのがベストだと思います。
他にも鍵を変えるための鍵なんてものもありますが、外側に設置するものなので、自宅内にいる際の施錠には意味がありません。
ここでU字ロックやチェーンとの合わせ技であれば効果は望めそうですが、我が家のようにアルミフレームでは使えないですね。
なんだかんだと言っても我が家の玄関の場合、悪意を持った輩が合鍵を持っているという前提で考えると、やっぱりそのカギを使えないようにするしかないですよね。
素直に鍵交換の方向で考えます。
玄関の鍵交換
玄関の鍵を交換する場合は大きく分けて2つ、同等品に交換するか、安価な鍵で一式交換するかです。
なぜ2択なのか?
高価な鍵やドアそのものを交換するなどの方法もあるでしょうが、費用面から検討の土俵に乗りません。何と言っても総額1万円以内、百歩譲っても同等品と同額までの費用で何とかしたいと考えていたからです。
とは言え、少なくても鍵紛失前の防犯レベルにはするのは絶対条件なので、同等品への交換と鍵の一式交換を比較しながら最終検討です。
同等品のサムラッチ錠に交換する場合
我が家の玄関の鍵は、サムラッチハンドル錠になっているので、この場合の費用や手間などについて調べました。
楽天だと2万5千円で、内側外側の一式と鍵5本付きが販売されています。
もしサイズが合えば、1万8千円台の商品もあります。
他はどうか鍵専門の通販も調べたところ、2万5千円から3万円が相場となっています。
また、鍵の本数は3本から6本付きなど、業者によって違いがあるので、複数のサイトをチェックして比較しながら選ぶ方法がおすすめです。
ちなみに近所の●●ロックセンターでは、外側の取っ手にキーシリンダーがついているだけとキーは3本しかついていなくて2万5千円弱、総取替えなら5万円以上だそうです。やっぱり小さい実店舗は高い。
- ドアの角から鍵の中心までの距離を測ります。
- ドアの側面に付いている化粧板(フロント)を測ります。
- ドアの厚みを測ります。(下を測ると正確です)
- フロントの刻印をチェックします。
これらを調べておくと購入する時に、間違った鍵を購入しないで済みます。
また、サムラッチハンドル錠を取り付けする時、説明書が付いているので、見ながら作業すればドライバーで簡単に取り付けられます。
鍵を一式交換する場合
鍵を一式交換する場合、ノブ錠や握玉錠、レバーハンドル錠へ交換することも可能です。
ノブ錠や握玉錠は、通販で5,000円から7,000円で販売されていて、鍵の向きを問わないタイプと一定方向しか無理なタイプがあります。
このタイプを選ぶ時はネックになる点が1つあり、サムラッチハンドル錠のような外側の取っ手がないので、サムラッチハンドル錠を外した後、ドアの色あせや取っ手の下部分にある貫通穴を養生しなければなりません。
貫通穴を塞いだり色あせの回復などは、やれば改善できるかもしれませんが、その手間や費用を考えるとメリットよりデメリットの方が大きいかなとも思います。
レバーハンドル錠はシリンダーを選べるため、サムターンや防犯スイッチ式サムターンを設置することができ防犯性は高くなります。
レバーハンドル錠には色々な種類があるので、安いと6,000円台で防犯性を意識したタイプだと25,000円位となっています。
防犯性を高くする目的でシリンダーを替えるとコストがかかるので、あえて鍵一式交換するよりサムラッチハンドル錠を付けた方が良いと思います。
結論
結論として、同等品のサムラッチハンドル錠に交換することに決めました。
我が家は、義理父の名義の家を借りてる形ですので、いわば借家です。安価だからと別ものにしてしまうのも義理父の顔をちらついて気が引けます。
それと今回の2万円なにがしは、そもそも不要な出費。鍵をなくした息子にペナルティを課しました。毎月のお小遣いから千円ずつ返済してもらうつもりです。
ちなみに1万8千円のサムラッチハンドル錠は、残念ながらサイズが合わず諦めました。
それと我が家は6人家族で、人数分のキーが含まれているかどうか、それも考えなければいけませんね。1本は400~500円ほどでしょうか。
ということで、購入先は、近所の●●ロックセンターでした。
さきほどそこは高いと書きましたが、直接話を聞けばいろいろ知恵もついたし、高い分は勉強代(情報代)と考えれば、あながち高いとも言えません。
玄関ドアが引き戸であったり、ご自宅がマンションであったり、ご家庭ごとに条件は違うとは思いますが、あなただったらどうされますか?
よろしければ、以下のコメント欄からご意見をお寄せください。
お待ちしています。