お風呂場での吸盤式のハンガーってすぐ取れる…。
吸盤式のアイテムって何かと便利なのですが、すぐに取れてしまい困りますよね?
そんなイライラがサクッとが解消できる工夫が、いくつかありますのでご紹介します。
私の友人も吸盤式のアイテムが何度も取れてイライラしていましたが、今は解決できてスッキリです。
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私の友人は吸盤式のタオルハンガーを700円で購入したのですが、たったの3カ月で取れるようになってしまったそうです。
せっかく購入したのに「もったいない!」と怒っていたので、吸盤が復活して長く使える良い方法はないかと一緒に調べ始めました。
吸盤を復活させる裏技
せっかく購入したタオルハンガー。
最近では100円均一のお店でも販売している物だと思いますが、友人は奮発して700円で購入しました。
しかし、使い始めて3カ月で何度取り付けても外れるようになってしまいました。
入浴中に何度もポロリ…と落ちるとイライラしてしまいます。
「とにかく吸盤を復活させたい!」。友人はこの一心だったので、吸盤の復活法について調べました。
まず、吸盤というものは吸盤と接着面との間に真空の空間を作り出すことによってくっつきます。
吸盤が劣化すると接着面にくっつきにくくなり、この真空の空間を作り出しにくくなります。
また、吸盤が劣化していなくてもこの真空の空間に水やほこりが入り込むとはがれやすくなります。
ですから吸盤の復活とは、いかに真空状態を作れるように戻せるかということになります。
- ハンドクリームを塗る
吸盤に直接ハンドクリームを塗ります。ハンドクリームに含まれている乳化剤が吸盤と接着面との間に密着して真空の空間を作り出してくれます。
- 汚れを落とす
吸盤と接着面の汚れをタオルなどで丁寧に拭き取ります。
真空の空間に埃が入り込むと、くっつきにくくなるのでタオル等で拭き取ります。
- 熱湯につける
吸盤を80℃くらいの熱湯に1分間つけます。
吸盤は少し湾曲した形になっていますが劣化してくると、まっすぐな形に変形してきます。
形がまっすぐになると接着面につかなくなるので、もう1度湾曲した形に戻すために熱湯につけます。
しかし、加熱しすぎると変形しすぎてしまうので要注意です!
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吸盤の補強法の特徴
では、次にくっつかなくなる前に補強する方法をご紹介します。
先ほどの3つの裏技は吸盤の復活方法ですが、購入時にあらかじめ知識として知っておくと吸盤の補強方法にもなります。
友人は浴室での吸盤の利用だったので、浴室でも補強ができる方法を中心に探してみました。
浴室には水分がつきもので、真空になっていなくてはならない部分にどうしても水分が入り込みがちです。
また、シャンプーや石鹸などの泡が壁に付着しているので、知らない内に壁の表面が凸凹になっている可能性もあってうまく真空状態を保てないことがあります。
そうすると熱湯につけたりハンドクリームを塗っても、またすぐに剥がれてしまうことも少なくありません
。
そこで補強可能なアイテムをご紹介します。
吸盤接着シール
吸盤の接着面につける面に市販の吸盤用の接着シールを貼ります。
接着面が凹凸で真空の空間をつくりにくい場合に利用します。
しかし粘着力が強いので、はがした後に跡が残ったり接着面が剝がれてしまう場合もあるので注意しなければいけません。
お店によっては「吸盤補助板」という名で販売されている場合もあります。これは補助板にゲル剤がついています。
このゲル剤の成分がくっつきにくい吸盤と接着面の隙間に入り込み、真空の空間を作り出してくれるので効果的な方法です。
かなり強力な接着力を発揮してくれますが、剥がすときに跡が残る可能性もあります。
チューブ式接着剤
チューブ状の容器に入った剥離可能な接着剤というのも販売されています。
これは、剥がせることができる化学反応型の接着剤です。
べったりと跡が残ったりしないですし、吸盤のサイズに合わせたシールを買う手間も省けるので便利なアイテムです。
吸盤の内側や接着面に接着剤のカスが残ったりしますが、カスは簡単に取れるので安心です。
荷造り用のテープを貼る
吸盤をくっつける面がどうしても凹凸があり、困難な場合は1度養生テープを貼ります。
養生テープはホームセンターなどで販売されています。
適度な接着力がある割に剥がしやすいので扱いやすいアイテムです。
その面に吸盤をくっつける事で凹凸が減少され、粘着力の強い吸盤接着シールを使用しても跡は養生テープ自体に残るので助かります。
とても手軽な方法ですが、テープ自体にも凹凸が少なからずあるので、購入時にテープをよく見て購入するなど注意点もあります。
友人は、現在使っている吸盤の他に違うサイズの吸盤を購入する予定があったので、異なったサイズでも対応できるようにチューブ式の接着剤を購入して解決しました。
吸盤を長持ちさせる方法
吸盤を復活させる方法や補強材を使用して吸盤がパワーアップしたところで、どうすればこの吸盤が長持ちするのかご紹介します。
補強材などを使用することで、何もしていないよりは長持ちするでしょう。
しかし、日々使用する中で吸盤が少しでも長く使えるような方法も知っておいた方がいいですよね。
吸盤は、なぜそんなにくっつくのか?
吸盤は接着面との間に真空の空間を作り出して「気圧の力」でくっついています。
しかし、吸盤のフックやハンガーなどに重たいものをかけるとジワジワと負担がかかり、次第に重さに耐えられなくなります。
重さに耐えている間に吸盤が変化し、剥がれてしまうのです。
なので、このことから長持ちさせるための基本は、重すぎる負担をかけないという事が言えます。
吸盤のパッケージは、耐えられる重さが表示されている場合がありので購入前にチェックするのは必須です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
吸盤という小さなアイテムですが、くっついているのが当たり前のものなので、ポロポロ落ちると大きなイライラに直結です。
ちょっとした工夫でそのイライラから解放されるので、ぜひ試してみてください。
ちなみに友人は、補強材などや吸盤の復活法などのアドバイスで「これで、奮発して購入した吸盤を長く使える!」と喜んでいました。