七五三というのは数え年でするものが正しいのか、満年齢でした方が良いのか悩んでしまいますよね。私の友人も『2歳過ぎた娘がいるんだけど今年の秋に七五三を迎えた方がいいのかな?』と不安がっていました。昔は数え年で七五三をするのが当たり前の風習だったようですが、現在は昔と違って決まりはないようですが満年齢で七五三をすることが一般的なようですね。
そこで、初めて娘が七五三を迎える友人のためにいくつかアドバイスをしてあげることにしました。
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七五三は女の子3歳だといつ?
イヤイヤ期真っ最中の娘(2歳過ぎ)を抱える友人は、七五三を迎えるという事実に頭を抱えていました。
なので、私は『七五三はどうしても子供に無理をさせてしまうことが多くなるから様子を見て無理そうなら満年齢の3歳で七五三をやってもいいんだよ』だとアドバイスをしてあげました。
実は最初にお伝えしたとおり七五三のお祝いは、数え年でも満年齢でも特に決まりはないので大丈夫なのです。
今年の七五三を迎える七五三年齢も平成27年(2015年)生まれと平成26年(2014年)の子供が七五三を迎えます。
まだ数え年で七五三を迎える娘を抱える友人には、満年齢で七五三を迎えて娘さんが少し落ち着いてからやった方が友人も娘さんも負担が減るのではないかと考えたのです。
いざ七五三のお祝いを決めて手がかかる2歳の子供を上手く扱えない状態で、衣装を着せたり写真を撮ったりするのは余計にストレスになってしまうのでイヤイヤ期七五三というのは余計な苦労をしてしまうかも…。
友人も日頃苦労をしているようなので、じっくり考えるようにするようです。(笑)
七五三の衣装~女の子
晴れ着は、数え年で今年お祝いするにしても来年の満年齢3歳でお祝いをするにしてもレンタル衣装にしようと考えているようです。
衣装は、今年するならすぐにでも決めた方が良いですし、来年だとしても今からしておいた方がスムーズです。それにショップによっては、1年前に予約することでいろいろ特典もあるようなので、利用した方が良いですよね。
『せっかくの七五三だし思いっきり女の子らしく着飾ってあげたいんだよねえ…でも今年の七五三は洋装か和装、どっちがオススメなんだろ…できればイヤイヤ期でもスムーズに着せてあげられるものが助かるんだけど…それに髪型もベリーショートでうまく可愛らしくできるか不安』
確かに和装も洋装も目移りをしてしまうほど可愛らしい衣装が揃っていますね。親としては両方着せてあげたいと思います。でも着たり脱いだり、複雑な衣装だったりだと子供が大変な思いをしてしまいそうですよね。
とは言え、実はイヤイヤ期の度合いにもよるかと思いますが、両方着せてあげることも可能です。和洋セットの衣装をレンタルができるショップもあるので、うまく活用する方法です。
それは1日に写真撮影とお参りを同時にやらず日を分けることで子供も飽きませんし親としての負担も減るのでその時に『お参りは和装』『写真撮影は洋装』と、分けて両方の衣装を着せてあげましょう。
髪型に関しても今では子供用ウィッグがあるので、友人の娘さんのようにベリーショートでも問題ありません。
そうアドバイスをしたそばから騒ぎ出した娘さんの様子を見ると、和装のような複雑な衣装は不安そうなので友人はやはり洋装で決めてしまっても良いかもしれませんね。(笑)
七五三の写真撮影とは?
一生残したい七五三の写真は特別良いものにしたいというのが、誰もが愛娘に望むことですよね。ですが友人は、経済的な問題から『写真撮影って自分たちで撮っちゃゃダメなのかな?衣装代もかかるだろうし写真館に頼めば更にお金がかかってしまうだろうし、何よりイヤイヤ期の娘が迷惑を掛けてしまいそう…』と頭を抱えていました。
3歳や5歳はイヤイヤ期真っ最中だということが当たり前なので、割り切る必要があります。
写真館のスタッフは、イヤイヤ期真っ最中の子供に慣れていて理解しているので、それほどパパママが心配しなくてもスムーズに撮れることが多いようです。
また、衣装も和洋問わずたくさん用意されていてヘアメイクまでやってくれるので、女の子にとってはお姫様気分を味わえます。
きっと友人の娘さんも七五三のお祝いを喜んでもらえることでしょう。
ただ、写真館では多くの子供を撮影しているので、決められた時間内に終わらせなければならないことに注意しなくてはいけません。
スタッフに完全お任せで、パパママがボーっと見ているだけでは、どうしても流れ作業にはなってしまいがちなので、スタッフがスムーズに作業できるように協力した方が良いですね。
それと費用です。衣装やヘアメイク、撮影料を含めれば、それなりに高額になります。パパママにとっては手間かからずで特別な仕上がりの写真を提供してくれますが、それに見合う費用は必要だということです。
例えば、こういった費用をかけたくない、かけるなら食事の方にかけたい、かしこまった写真ではなく子供のその時の自然な姿を写真にしたいなどの考えがあれば、自分たちで撮影しましょう。
ママで娘の衣装やヘアメイクをやってあげる必要がありますが、普段と違う子供の姿をカメラに収めるのはなかなか楽しいものです。また、家族ならではの写真も撮れて、他人に気を使う必要もなくなります。
もちろん、こちらにも注意点がありますよ。それは、緊張感がなくなることで子供がふざけてしまったりして、パパママの思惑とおりに写真が撮れない場合があるということです。
自然体と言えば、確かにそうですが...この点で友人の娘さんの場合、他人にはイヤイヤ度合いが割と小さくなるので写真館の方があっているように感じました。
なによりも友人自身が、ヘアメイクをしてあげるのがチョット面倒らしいので、おそらく写真館で撮影をすることでしょう。(笑)
まとめ
ここまで読んで、七五三を迎える娘をもつ親御さんは大変そうだと感じたのではないでしょうか。
ですが、決められたことを強制的にやって子供を困らせてしまうのではなく、七五三の本来の目的は七五三を迎えるお子さんのお祝いなので、一番に子供が喜んでくれることが大切です。
親として子供が嬉しい日にするための努力は必要ですが、なるべく親も楽しめる方がいいですよね。
一生の最高な思い出をお子さんだけのものではなく親も一緒に作ってあげることで、イヤイヤ期も良い思い出になりますよ。