十五夜にお団子を自分で作って供えてお月見気分を味わいたいという方、必見ですよ。
お月見団子の簡単な作り方と正しい供え方、そしてそしてお供えした後はどうするかをご紹介します。
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十五夜のお月見って
十五夜のお月見って、クリスマスやハロウィンほど盛り上がっていない行事というイメージがありますか?
団子・月・ウサギ・・・といったように漠然としていて、一体何を理由に行うのかもイマイチわからないかもしれません。
,span class=”ymarker”>簡単に言うと中秋の名月の言われる十五夜のきれいな満月を楽しむことで、お供えはもともと月に豊作祈願や収穫の感謝を粟原素ことに由来しています。
もう少し詳しいお話しは、お月見とは?絵本を使っての説明とお供えなど子供との楽しみ方で紹介していますので、よろしければご覧ください。
お月見団子の簡単な作り方
「お月見」と聞いてまず最初に浮かぶのが、なんといってもお団子ですよね。
お月見のシーズンが近づくとスーパーや和菓子屋さんで大量に売られていて、いちいち団子を作るのは面倒くさいのですぐに買ってしまいますが、今回は手作り団子作りにチャレンジ!!
まず材料ですが、団子粉か上新粉150g、水かぬるま湯150ccだけです。あとはお鍋とボウルを用意します。
だいたい15個作ることができます。(一般的に十五夜のお月見には15個の団子をお供えします)
米粉で作るのが一般的とされていますが、上新粉でも可能です。
- ボウルに粉を入れて少しずつ水かぬるま湯を加える。
- 耳たぶぐらいの固さになるようにこねる。
- 15等分してお団子の形に丸める。
- 大きめの鍋にお湯を沸かし団子を入れて茹でる。1度に全部入れるとくっつくので2,3個ずつ茹でる。
- 団子がプカプカと浮いてくるのを待つ。大体2~3分ほど。
- 浮いてきたらすくって氷と冷水を入れたボウルの中へ入れる。
- しっかりと冷えたら完成!
と、なんとも簡単なお団子。
分量さえわかれば大量生産もできるのでお月見以外にもみたらしあんをかけたり、きな粉をかけたりいろいろ楽しめそうですね。太ってしまいそうですが…。
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お月見のお供え方法とは?
そもそもお月見は収穫の感謝をお月様にする日、と言われているのでお月様に向かってお供えします。
木でできた台の上に白い紙を敷いて、山のようにキレイにお団子を積み上げます。
山のように積むのは、ご先祖様がいる天国へ近づくためという意味です。
木の台と白い紙は「三方」と呼ばれ、日本古来の伝統的なお供え物をする際に使用されるものです。
白い器に白い紙を敷いてお団子を載せてもOKです。
,strong>真ん中にお団子、左にススキ、右側に季節の果物・栗・里芋などを飾ります。
このお供えものについては、地域でさまざまなものがあるようです。
北海道・東北・関東地方では里芋・豆類を飾ることが多く、関西の一部の地域では里芋に穴をあけて穴を覗きながらお月様をみてお願いごとをする地域もあるようです。
出身地域によりどのようなものをお供えするのか選んでも良いでしょうし、現在住んでいる地域で考えても良いでしょう。
お月見団子のお供え後は?
せっかく作って飾ったお団子。
お月見でお供えしたお団子や果物などは、家族全員で食べるのが良いとされています。
お供えしたお団子を食べるとその1年病気にならないとされているので、お供え後はみんなでおいしく食べましょう!
本当に十五夜の1日だけであっけなく終わってしまう印象ですが、お団子は時間が経ってカチカチになる前に食べてしまいましょう。
まとめと作り方動画
今年はアイテムをそろえて、お月見で叙情を楽しんでください。
ご紹介する動画は、茹でて作るのではなく蒸して作るタイプです。ご参考までに。